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  • トライアスリートのためのバイク改造計画 Di2化?ホイールアップグレード?

    2024年3月17日by 港北バイクプラス

    港北店松野です!

    2015年モデルPINARELLOマーベルをシマノDi2化させていただきました。ありがとうございました!

    ディスクロードが主流の現在ですが、リムブレーキのロードバイクも思い入れがあって大事に乗っていればカスタムも完成度の高いものにできる!と思った一件でしたのでご紹介させていただきます。

     トライアスリートのロードバイクカスタム シマノDi2化

    シマノDi2化 アルテグラR8100シリーズ(12速)に交換へ

    トライアスロンはスイム、バイク、ランと常に極限状態でゴールを目指すわけですから少しでもバイクパートは力を温存、ストレスフリーにしておきたいところ。

    シマノDi2(電動シフト)なら指のソフトタッチ一つで頭を使わずポチポチっと変速。めちゃくちゃ楽!

    Di2のメリットを徹底解剖!!

    お客様のPINARELLOマーベルには当初シマノ11速の105(5800系)が装着されていました。果たしてDi2アルテグラR8100シリーズ(12速)に交換ができるのか・・・

    シマノのR8100シリーズ

    しかしながらピナレロのリムブレーキ時代のバイク・・・やはりいろいろと調べないとDi2化が出来る?出来ない?がわからない・・・

    バッテリーは内蔵できるのか?、エレクトリックワイヤー(Di2のケーブル)がフレームにうまく挿入できるのか?仕上がりはきれいにできるか?

    コンポ交換前にまず確認が必要でした。

    結果→Di2化できる!

    バッテリーの内蔵化、エレクトリックワイヤーのフレーム挿入、仕上がりもきれいにできることが判明と一安心。

    シートポストにバッテリー内蔵

    BT-DN300を内蔵化

    ケーブルのフレーム挿入口も専用パーツが用意されている。

    ピナレロのマーベルDi2グロメット

    いや待てハンドルは?・・・

    リムブレーキロードDi2化にはハンドル交換が必要?

    リムブレーキタイプのDi2(12速)交換、実はコンポ同士はすべて有線。ディスクロードのDi2化はレバーとディレイラーが無線のセミワイヤレスになりますが、リムブレーキロードはコンポ同士すべて有線接続になります。

    ハンドル内部にケーブルを内蔵させたいのですが、ハンドルのレバー付近やドロップ付近に穴がないと外装になってしまいます。

    Di2対応のハンドル↓↓

    Di2のハンドル穴

    ピナレロのマーベル、古い型のハンドルのため穴がない・・・

    DHバーの取り付け可能なエアロハンドルへ

    ところがちょうどお客様のご希望でハンドルのアップグレードも行うことに。

    これはさらに追い風。最近のハンドルにはDi2用の穴が設けられており、スマートにDi2化が進むと思ったが次の問題・・・

    DHバーを取り付けたい!

    このご要望に非常に頭を悩ませました。。。

    最近のエアロハンドルはステムクランプ部分までエアロ形状になっており、DHバーのクランプができないものが非常に多く、探してもなかなか良いものが出てこない。

    ほとんどのエアロハンドルはステムハンドルクランプ部分が直前までエアロ形状となっており、左右にDHバーを取付ける部分が無い・・・

    ボントレガーのアイオロスRSLハンドル

    やっと見つけたのがこちら↓↓↓

    Vision Metron 4D FLAT

    トライアスロンユーザーにオススメのハンドル!

    Visionのmetron4DFLAT

    なんとこちらハンドルとDHバーが一体になっているハンドル。カーボンハンドルでデザインもかっこいい。アームレストやDHバーも簡単に外せる仕様になっているので、これはおすすめだと直感。

    ブロックが付属しており、アームレストの高さ調節も可能

    visionのカーボンハンドル
    トライアスロン向けカーボンハンドル

    シフトスイッチを取り付けたい!

     次にシフトスイッチをどう取り付けるか?

    さらに問題はDHバーを時々外したいというご要望が・・・

    シマノのSW-R9160

     STIレバーとDHバー先端のシフトスイッチを直接つないでしまうと、DHバーは簡単に外せるが、エレクトリックワイヤーが繋がれてしまうためNG。

    そこで思いついたのが中継点を作ること

    変換アダプターシマノEW-AD305を中継点にする!

    11速用のエレクトリックワイヤーEW-SD50と12速用のエレクトリックワイヤーEW-SD300を変換するアダプターのEW-AD305

    シマノのEW-AD305

    というよりシフトスイッチSW-R9160には変換アダプターEW-AD305をもともと使用する予定でしたので、ちょうどよかった。問題はEW-AD305をどこに取り付けるか?

    ハンドルやDHバーに内蔵してしまうとハンドルからDHバーが外せなくなってしまうため、こちらは外装にすることに。

    ステムの下側にマジックテープで取り付け、いつでも簡単に外しやすいように工夫。

    シマノのEW-AD305

    ハンドルからDHバー間はちょっぴりケーブルが外装になってしまうもののDHバーの取り付け取り外しがなるべく簡単にできるようになっている。

    ピナレロのマーベルDi2化

    これでDi2のカスタムはOK!キビキビと確実に変速してくれる気持ちよさ!

    スプロケットサイズは11×34T

    シマノのCS-HG801

    クランクは50×34T

    シマノのFC-R8100
    シマノのFD-R8150
    シマノのBR-R8100
    ピナレロのMarvelをDi2化

     トライアスロン仕様にリムブレーキバイクのホイールをアップグレード

    リムブレーキのアップグレードホイールはありますか?と現在でもご質問頂きます。

    ディスクブレーキが主流の現在。ラインアップは昔に比べかなり少なくなってきているのが現状。

    アルミホイールは補修用からミドルハイエンド(20万ぐらい)まであり。

    カーボンホイールはミドル(20万ぐらい)が少なくハイエンド(30~40万ぐらい)がありラインアップに偏りが。

    バイクプラスのホイール購入サポート

     FFWD(ファストフォワード) TYRO リムブレーキ

    トライアスロンにオススメできる!

    そんな中見つけたのがこちら!オランダの高性能ホイールブランドFFWD(ファストフォワード)のカーボンホイールTYROリムブレーキ。

    FFWDのTYROリムブレーキ
    • 重量:前700g 後940g 合計1640g 
    • リムハイト:45mm 
    • リム内幅:21mm
    • クリンチャー、チューブレス対応 23C~44C
    • FFWDスチールベアリング
    • 価格:168000円 (税込み)2024年3月現在

     すべてのスペックにおいて申し分なし。どんなトライアスロンのコースでもおすめできるホイールだった。

    FFWDのTYRO

    リムハイト45mmにワイドリム仕様。10年前のリム幅の狭いディープリムより格段に空力性能は上がっており、剛性も高いため踏めばぐんぐん加速、そしてスピードの維持がしやすい巡行性能も兼ね備えており。もうFFWDのTYROはめちゃくちゃおすすめであった。

    しかもカーボンホイールだが、他社に比べ圧倒的なコストパフォーマンス!

    保証もしっかりしているし・・・何よりFFWDは愛三工業レーシングが使用するなどその性能はお墨付き。

    バイクプラスのFFWD取り扱いホイール

    バイクプラスのホイール試乗サービス

    FFWDを使用する愛三工業レーシングの當原隼人選手

    愛三工業レーシング

    ハブも駆動力の高いFFWDハブ。DT SWISSのスターラチェットに似てる?簡単に取り外しができてメンテナンス性も◎

    FFWDのハブ

    今回はクリンチャーでの取付を行いましたが、元々はチューブレス仕様で入荷してきます。

    FFWDのチューブレスレディ

    タイヤはミシュランのPOWER CUP クリンチャー25C

    様々なタイヤメーカーがありますが、「転がりの軽さ」という部分で一番おすすめなミシュランの「POWER CUP」。

    ミシュランのPOWER CUP

    FFWDとの相性も考え、とにかくスピードに乗りやすく、乗り心地も良いところがおすすめ!

    クリンチャー25Cで重量は215g。最近のタイヤ値上がり事情から考えたらフラッグシップモデルとしてはコストパフォーマンス高め。

    25Cを装着したが、リムとタイヤのギャップも少なく空力性能も高いとみた!

    ミシュランPOWER CUPの25C

    少し古い記事ですが→ミシュランPOWER実力はいかに

    トライアスロン仕様にDi2化&ホイールアップグレード

    ついに完成。トライアスロンバイクに変貌!

    2015年モデルのpinarelloのmarvel

    トライアスロン会場にいかにも!というバイクに仕上がりました。

    DHバーにディープリムめちゃくちゃかっこいいです!

    単純にDi2を載せ替える作業は多々経験してきたつもりでしたが、DHバーやシフトスイッチなど複雑な配線に四苦八苦。それでもスマートに出来上がり個人的に勉強になりました。

    そしてリムブレーキのロードバイクですが、大事に乗っていればまだまだカスタムも底知れないポテンシャルと持ているなと改めて再確認。

    お客様にも今後のトライアスロンライフをもっと楽しんで頂きたいなと思いました!

     スタッフ参戦。オフロード版トライアスロン?

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    この記事を書いた人

    BikePlusのスタッフ・専門家として、日頃の接客や実体験をもとに記事を執筆しています。

    松野 佑哉(Matsuno Yuya)

    松野 佑哉(Matsuno Yuya)

    バイクプラス横浜港北ニュータウン店店長自転車ショップ勤務歴14年

    大学生の頃に某大型スポーツ店でのアルバイト経験からスポーツ自転車にハマっていく。当時は通学やロングライドを楽しみ、同時に整備技術も学ぶ。バイクプラス入社後は整備技術だけではなく、各地でロングライドやヒルクライム、デュアスロンレースに出場、ゲレンデダウンヒルなども経験。体育大学出身とあり身体を動かすことが大好き。フットサルやランニングが趣味。

    専門/得意分野

    • ロードバイク/マウンテンバイク/クロスバイクの販売整備
    • 得意分野:バイクのカスタム提案(ホイールなど)
    • ライドスタイル:ロードバイクでのロングライド/ヒルクライム/ポタリング/デュアスロン/ MTBでのトレイル/ダウンヒル

    保有資格

    • Keeperコーティング技術バイシクルコース終了
    • TREK プレシジョンフィッター認定
    • TREK University 2025認定ガイド取得
    • SBAA PLUS 認定者

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