もってると安心便利なバルブコアツールのご紹介
そもそもバルブコアとは?
バルブコアとはチューブのバルブ先端部分に付いている空気を保持したりするためのパーツです。このパーツが緩んだり曲がったりしてしまうとパンクをしていなくても空気の抜けが早くなってしまうことがあります。
どんな時に外すか
①バルブを延長する時
リムハイトのあるホイールなどを使用する時に、バルブを延長するパーツ(バルブエクステンダー)を使う場合。元のバルブコアを外してバルブエクステンダーを取り付けます。
②チューブレスタイヤにシーラントを入れる時
ロードバイクの完成車でもチューブレス化をされた車体などが増えてきています。チューブレスタイヤにはシーラントが入っているのですが、時間が経つとシーラントが乾燥してしまします。いざというときにシーラントが乾いているとパンク時の穴埋めが出来なくなってしまうので定期的に補充が必要になっています。少なくとも半年に1度は補充がおすすめです。
③バルブコア先端が曲がった時の交換
空気入れを付けはずしするときなどに斜めの力が加わると、バルブコア先端が曲がってしまうことがあります。曲がりが強いと先端のネジが最後まで締められなかったり、空気が抜けやすくなったり、そもそも空気入れが入らないなどのトラブルが起こります。チューブ自体に問題がない場合はバルブコアのみを交換していただければ大丈夫です。
以上のようなトラブルや作業をするときにあると便利なのがバルブコアツールです。いくつかおすすめの商品をご紹介します。
パークツール バルブコアツール
こちらの商品は仏式と米式のバルブコア、およびバルブエクステンダーの取外しが出来る1本で3つの役割をこなすツールです。リムハイトの高いホイールを所有しているなど普段からバルブエクステンダーを使っている方にオススメです。
パナレーサー バルブコアツール
バルブキャップ型バルブコアツールです。カラー展開もあるので車体のアクセントにもぴったりです。使うときはネジが切っていない方を差し込んで、バルブコアを回します。
チューブレス化されている方などのシーラントの補充時におすすめです。また、パンク修理時に交換用のチューブのバルブを曲げてしまった時などにあると便利です。普段はバルブキャップとしてバルブに取り付けておけるので、持ち忘れもなく持ち運びも簡単です。
マックオフ チューブレスバルブ
チューブレス用のバルブを買うとバルブコアツールが付いてくる場合もあります。マックオフのバルブコアは、バルブキャップ兼バルブコア取り外しツールが付属しております。カラーバリエーションも豊富なので、チューブレス化に合わせて車体のカラーカスタムをする方にオススメです。
バルブによっては外せない物もあるのでご注意
最後に結構大事なことをお伝えします。ご利用いただいているチューブによってはバルブコアが外せない構造になっている物もございます。
(左)バルブステムと先端コア部分が一体成型のため外せません
(右)バルブコアが外せます。バルブコアツールが嵌るよう、バルブキャップ用のネジが切ってある部分の両サイドが平らになっています。
予備で持ち歩いたりするときは形状のご確認をお忘れなく!