計画性の無さに絶望した山梨ロングライド!
みなさん、こんにちは。久方ぶりにライドブログを書く戸田彩湖店 高橋です。
前回書いたブログが年末に行った利根川ライドということで、時の流れの無慈悲さを痛感しております。これから紅葉の季節ですので是非みなさんも山へ足を運んでください。
現場も騒然10カ月ぶりのライドブログ
最近、来店されたお客さんと話している時に「ライドブログ待ってるんだけど上がらないの?」と言われ思わずギクリ。走りに行っていない自覚があるので正直にすみませんサボっていますと。
リクエストを受け付けたらロングライドが見たいということだったのでその路線で計画を立てることに。山梨方面行ったことないよなあと思ったのでそこで社内の詳しそうな人に話を聞きました
【10/16 夜】
高橋「山梨方面で何かグルメとか面白いのあります?」
中村「とりあえず行きます。」
猪瀬(坂狂い)「フルーツラインはアップダウンがあって楽しいですよ」
森田(ガチロングライダー)「北杜市あたりを終点にしたら余裕のあるサイクリン
河井(鉄狂い)「まだ紅葉には早いですが、
と、先輩ライダーの意見を参考にルートを決めていきます。
【10/17 夜】
中村と作戦会議で集まり、当日の行く場所を絞っていきます。
中村「山梨へ行こうとすると基本登り基調だから、森田さんの言う通り北杜市周辺から攻めたらそこまで苦じゃないかも。」
高橋「よし、それで行こう」
中村「高尾始発で小淵沢いって...何なら松本終点だから手前の塩尻で降りてスワイチしたら激熱かも」
高橋「よし、それで行こう。ほうとうが食いたいし温泉にも入りたい」
中村「道中の雰囲気で行くところ決めて走りましょう。」
高橋「よし、それで行こう」
いい感じに当日の作戦もまとまって一安心。前日に輪行含めたロングライドの準備をすることに若干の懐かしさを感じつつ荷物をまとめます。
輪行で電車移動するときにリュックにしまったものをまた取り出す作業に煩わしさがあったので今回は移動用サコッシュを持っていきました!財布携帯ライトサイコンをポンポン詰めるのでラクちん!
そして就寝時、とある問題が。5時の電車に備えるために10時には布団に入っていたのですが、イベントごとが楽しみだと寝られない傾向にある高橋。今回も無事1時ごろまで寝付くことが出来ませんでした^^
高橋未踏の地 山梨
さて寝坊という一大事も回避し、最寄駅から最初の集合地点である高尾駅まで輪行で向かいます。始発5時の電車で向かったのですが、閑散としていてわくわくしてしまいました
なんなく高尾駅に到着し、乗り換え4分というミッションもこなして中村と合流。ここからさらに長野県の塩尻駅を目指します。ざっくり3時間の電車旅なので、ルートや寄る場所の最終確認やら電車から景色撮影するやら寝るやらで目的地まで楽しみます。
ライドスタート!
輪行最終駅の塩尻駅に到着しました。
この地域はぶどうを育てるのに最適な環境らしく駅を降りた瞬間から樽やブドウやワインやで盛り上がっていました。
惜しくもこれから自転車に乗らなければいけないのでお預け。飲める機会があればいいなあと思いつつ準備をしていきます。
自転車を組み立てている際に隣から「ぐわぁぁ」と気合を入れた声がしたので見てみると、
「君の名は。」聖地でも話題になったあの湖
諏訪湖までは国道20号を通過するのですが、道中構えるは強烈な斜度><;
10か月ぶりに自転車に乗る人間にとっては壁とも思える坂を登りました。(実際は最高7%くらいだった気がします)
途中アクシデントがありながらも、なんとか頂点につきそこで見た景色がコチラ
ここはかの有名なアニメ映画「君の名は。」に登場する糸守湖に雰囲気が似ていることから多くのファンが訪れているようです。私はここがそうと知らず、写真を撮っている時に気が付きました(笑)
プチ諏訪観光
次の目的地は諏訪湖畔沿いにあるお蕎麦屋さんですが、時間が早めだったので諏訪大社へ参拝に行きました。
この日は文句なしの晴れでどこを撮っても映えるのでテンションが上がる上がる。
あとから知りましたが、諏訪大社は日本最古の神社で境内は重要文化財だらけ!ルート上にあったというのがきっかけですが訪問出来て良かった~~!入口から街の方を撮影してみましたがこれはとんでもない所ですね
こちらの神社には大変珍しいお湯の手水があります。なんでも温泉が湧いている場所なそうでかなり熱め。長寿湯とも呼ばれているそうです^^
改めて写真を見るとかなり怪しい風貌で笑った
事前情報がなくても一目で歴史がある建物ということがわかります。この狛犬は青銅製の中で最大犬だそうです
境内をうろちょろした後にはお昼ご飯へ。
諏訪湖畔沿いをサイクリングするのが気持ち良すぎてここが終点でもいいな...と思ったり、思ったり。
グルメブログを眺めながら決めたのは「信州そば 結」。そばは絶対食べたい!と意気込んでいたので良さげなお店を見つけてホクホク。そして、お店の前に到着したときに衝撃の事実が.....!
「天ぷら食べ放題なんだけど?!(クソバカデカ声)」
そばを注文したら天ぷら食べ放題が付いてくるなんて。二人とも食べ放題という言葉に弱いタイプの人種なのでありがたく恩恵を受けます。
しっかりボリューミーに用意されているてんぷらコーナーに思わず涙。一番の感動ポイントは春菊があることです。季節によって変わるかもしれませんが春菊があることです。天ぷらで一番美味しい春菊があることです。
中村がチョイスしたおろしそば2倍盛り。私は鴨そばを頼みましたが写真撮らずに食べ終わってしまいました;;
まあまあいい感じにお昼も過ぎたのでプチ観光はおしまいです。このまま20号を降りてゆき山梨県を目指します。
山梨県突入
諏訪を出てから国道20号をひた走り。道中ラックのあるコーヒー屋さん、「Gardenia Coffee Stand&Roastery」を副社長に教えてもらっていたので寄り道しました
その日によってメニューが変わるのか、お店のお姉さんが今日の豆を教えてくれたので暑かった私はアイスで注文。カウンターの奥で見るからに本格的な道具でコーヒーが生成されていくのを眺めながら出来上がりを待ちます。
ロードで来ているのを配慮してくれたのか、氷たっぷりのお水も頂けて十分に休憩をとったので、再出発!
今ライドには、”赤岳というめちゃくちゃデカい山の麓にある平沢峠から見える絶景を目指す”というシークレットミッションがありました。ので、さっそく目指すのですが...
あまりにも舐めた計画
富士見町に入ったあたりで平沢峠を目指す道を確認し、気合を入れて向かいます!
最初の山道、かなり険しい坂道で今日一の気合を入れて走り抜けました!森が開けて信号もある交差点で先を走っていた中村を見つけます。
高橋「(頑張りすぎて喋れない状態)」
中村「いまの坂さぁ、かなり頑張って走ったっしょ?」
高橋「うん」
中村「結構登って平沢峠まであとちょっとだと思うじゃん」
高橋「うん」
中村「ちょっとこれ見て。ここが今来た道(青線)こっちがこれから行く道(赤線)」
「よし。無理だね」
ラストスパートに向けて
平沢峠は見なかったことにして、我々一行は疲れた精神と凍えた体を癒すためにいざ温泉へ。
いろいろ温泉のレビュー見て夜景が楽しめるという「みはらしの丘 みたまの湯」に行きます!これまた山梨の反対側へ向かうような旅路に思わずにっこり。最高の癒しを求めていざ山梨縦断!
最後まで良い景色にぬかりない山梨県はさすがです。
みはらしの丘という名前の通り小高い場所に温泉があるため夜のヒルクライムをしなければなりません。しかし待っているのが温泉と思うと不思議と力が湧いてくるものです。と言いつつキツかったので後半は押して歩きました^^
ゆるキャン△コラボ
到着してから、この温泉がゆるキャン△とコラボ中だということを知った一行。いたるところに野クルのメンバーがいることに感激。
入浴中にもビックリすることが!黄色い風呂桶で有名なケロリンがなんとしまりんバージョンになってました!かなり本格的なコラボなんだなあと感心。売店でその桶がありましたが帰りを考えて今回は断念。
温泉はもちろん露天風呂をメインに満喫しました!お湯が赤かったです。温泉あるある、熱くて長く入れない。という悩みがある方でも安心のぬる湯浴槽があるので長時間でも温泉、夜景を楽しむことができます!来てよかった!
さて。ここまで来たところで残すところはほうとうのみ。温泉施設内のお食事処にて晩御飯といたします。
幸いメニューにあったのでかぼちゃほうとうをチョイス。これで自分の目標はクリア!自野菜のサラダなんか食べちゃったりもしてお腹も大満足に。
あずさちゃんと帰宅
みたまの湯からの帰宅はすべて輪行します。最寄りはJR見延線、甲斐上野駅から甲府駅まで、そこから特急あずさで都内へ戻ります。
この甲斐上野駅にて田舎電車特有の本数の少なさに少々焦り気味で輪行準備。こういう時に限ってホイールの固定が上手くいかなかったり紐が変なところ通っていたりするからやんなっちゃいますよね^^
無事特急あずさへ乗り込み後ろの席も確保。これにて突発山梨ライドは幕を閉じるのでした。
計画は念入りに立てた方がいいとわかりつつもその場の雰囲気に任せながら走るのが楽しくてやめられません。久しぶりのブログですのでお見苦しいところあったらすみません。
今回も冗漫な文章にお付き合い頂きありがとうございました。