新しいMadone SL Gen 7は、これまでで最速・最軽量のMadone SL。500シリーズOCLVカーボンフレームと2ピース・フレアRSLハンドルバー&ステムにより、第7世代Madone SLRと同じ革命的なロードレース技術を、より手の届きやすい価格帯で提供する。
ついにSLRと同じ形状に
Madone SLR(マドンSLR)第7世代の開発にあたりトレック・セガフレードチームからの要望は”さらに速く、そして軽く”。TREKは 長年の研究開発力を踏まえ、第7世代のMadone SLRではフレーム、コクピット、ライダーポジションといったすべての空力面を見直すことにしました。そのセカンドグレード版がついに登場。
軽量デザインと500シリーズOCLVカーボン
Madone SL史上最軽量のGen 7は、旧型より大幅に軽くなり、SLRと比べて100gも変わらない。軽量ながら価格を抑えた500シリーズOCLVカーボンを使用。

世界最速へと導いた風洞実験
2022年5月、エレン・ファン・ダイクがTTバイク“スピードコンセプト”で世界新記録となるアワーレコードを樹立。今回のMadoneの開発においても、スピードコンセプトと同様に、ライダーが乗車しボトルを装着していることを想定しながらフレーム設計に挑みました。空力に影響するあらゆる要素を取り入れたことで実際の状況を忠実に再現し、速さを追求することができたのです。
新デザイン
ISOFLOW TECNOLOGY
シートチューブ部に設けられた新たなIsoFlowテクノロジー。特徴的な空洞は、空気抵抗となる気流の乱れを軽減するためのもの。さらには路面からの振動を吸収し、疲労の蓄積を抑えるため、力強い走りを長く続けることもできます。路面の段差をしなやかに乗り越え、空力性能も向上し、重量を削ぎ落としたことでタイムを短縮でき、レースで勝つための準備が整いました。


別体型フレア形状のRSLエアロハンドルバー&ステム
新型のハンドルバーは、シームレスな仕上がりで、高いエアロダイナミクスを発揮し、重量も削減。リーチを縮め、ブラケットの左右幅をドロップより3cm狭めた新しいバー/ステムで、体の構造に適した姿勢でより快適なライドが可能に。ブラケットを持った時は空気抵抗を大幅に減らし速さに貢献。ドロップを掴めば正確にステアリングを操作できる。
300g軽量。新次元の速さへ
新しいグラム削減設計と軽量OCLVカーボンにより、Madone SLは前モデルより約300グラム軽い。SLR Gen 7と比べても100gほどの重量増で抑えられている。これは買いだ。