回復が大事!

実際にトレーニングを行った後はしっかりと回復に専念しましょう!疲労が溜まった状態でトレーニングを続けると効率が落ちてせっかくの厳しいトレーニングが無駄になってしまいます。
これから説明する「TSS(ティーエスエス)」はトレーニング・ストレス・スコアの略で、トレーニング負荷を数値化したものです。
トレーニングをする上で、自分自身の疲れ具合(トレーニング負荷)を数値化し記録するのは非常に大切。必ずやりましょう。
TSS(トレーニング・ストレス・スコア)とは?
TSSはトレーニング強度と時間の両方を考慮した数値のことで、「自分自身の疲れ具合(トレーニング負荷)を数字で表したもの」を意味します。
TSSの数値を正確に把握していれば、トレーニングの進め方、スケジュールの組み方を正しく、無理しない範囲で行うことが出来ます♬
※TSSの数値はFTPをもとに算出されます。数式で表すと難しいので、パワーメーターやパワーメーター内蔵のローラー台などをお持ちであれば、サイクルコンピューターやZwiftなどでコンピューターが自動で計算してくれます。
サイクルコンピューターやZwiftなどで計算されたTSS数字に注目してみてください。下記の表でTSSから分かる疲労度合を表しましたので参考までにどうぞ!!
自分も250㎞ある程度の強度で走った時に、TSS450以上を経験したことがありますが翌日熱が出るほどの疲労を感じました…(笑)
TSSの数値が優れているのは、FTPを基準として計算されているのでプロの資格を持ったトレーナーでなくても我々一般人でもご自身に最適なトレーニング強度が分かることです♬
また、トレーニング初心者の方と今年ロード世界王者のジュリアン・アラフィリップ選手がその日のトレーニングで同じTSS300だとして、FTPを元に計算をして数字で表すので距離、時間が雲泥の差でも、疲労度合は同じになります!!
アラフィリップ選手が300㎞走ってTSS300でも、トレーニング初心者が50㎞走ってTSS300でも同じだけのトレーニング効果が期待できるのでトレーニング初めての方はTSS数値と上記の表に記載した疲労度合の目安を元にトレーニングプランを立ててみてください♬
あまり無理はしないで楽しくトレーニングして強くなりましょう!!

ローラー台に興味があるなら
まずは体験!!
バイクプラス各店にwahooのローラー台を体験できるスペースが常設されています。ローラー台やZwiftなどに興味をお持ちの方、トレーニングをはじめてみたい方など是非お気軽にスタッフまでにご相談ください

この記事を書いたスタッフ
さいたま大宮店 猪瀬貢將
アルベルト・コンタドールに憧れ、ヒルクライム&各地の林道探求サイクリングをこよなく愛する坂バカです。ローラー台の選び方やトレーニング方法などご相談ください!