シマノバイカーズフェス2024に参戦してきました!

2024年9月22日
サムネの画像。公式撮影

朝から晩までこんにちは!

戸田彩湖店の松川です。

バイクプラススタッフで行くMTBライドもそろそろシリーズ化が安定したきたころでしょうか、、

第1弾~ふじてん編~
第2弾~幕張Gブロック編~
第3弾~スマイルバイクパーク編~

と勤しんできたわけですが、、!!!

今回はシマノバイカーズ2024に参戦してきましたので、その様子を皆様にシェアしたいと思います!今回は戸田店より松川、三郷店より大塚、以上2名の参加となっております♪

シマノバイカーズとは?

もしかしたら初めて聞く名称かもしれません。

正式名「シマノバイカーズフェスティバル」とは、1991年スタート・今年で34回目の開催となる「マウンテンバイクをメインとしたイベント」です。

MTBライダーお馴染みの富士見パノラマを舞台とします。

レース種目の「ダウンヒル」(山を下っていく)や「クロスカントリー」(オフロードの長距離競争)、トレイルライドの本質を追求した「Trail Ride+」(山道を走るアクティビティ)、大自然を満喫する「ツーリング」(一般的なサイクリング)や「ロゲイニング」(時間内にチェックポイントを回る)など種目が盛りだくさん!

その中で今回は『MTB SHORT Trail(MTBショートトレイル)』に参加してきました!

MTBショートトレイルってなに?

ここで軽く出走する種目についてご紹介します。

そもそもトレイルとは何ぞや?という疑問が生まれるかもしれませんが、トレイルとは競技性が低く、山を走る楽しさを追求、走れるようにだけ整備されたような山道を下ったり登ったりすることです。

開催場所の富士見パノラマ内のゴンドラに乗り、標高1780mから入笠山の山麓をガイドの方と一緒に下ってくる、ダウンヒル一歩手前の種目となっています。

競技性がないため、各々のペースで下ることができ、さらにMTBの走りを知り尽くしているベテランライダーの方がガイドをしてくれるので、MTBライド自体が初めてでも不安に思うことなく楽しむことができます。

下りきった後にエイドステーション(補給所)があるのも素晴らしいポイントの一つ!イベントの詳細や大会レポート等は公式HPよりご覧ください!

出発~現地へ

イベント参加日の前々日(7/25)21時半ごろ、我々2名は三郷店より出発。
およそ4時間近くの移動が始まりました。

休憩のために談合坂SAに寄ったときの写真。左が松川、右が大塚
談合坂SAで夜食を取る。牛筋煮込み定食。

ルートは首都高速から中央道の最短ルート。2時間ほど走り談合坂SAで休憩、軽食という名のガッツリ定食で夜食をとり、翌日(7/26)午前1時ちょうどに富士見パノラマ駐車場へ到着。中々遠かったですが、車内ではいろんな会話が飛び交っていたとか、、

富士見パノラマへ到着。周りには人気がほとんどない。

山ということもあってか夢中で写真を撮るレベル夜空が綺麗。内お気に入りの2枚を特別にお見せしましょう!(笑)

お気に入りの星空
お気に入りの写真。夜空が綺麗。

過ぎ去った前日

午前1時半ごろに寝たにもかかわらず7時に目が覚める驚異的な目覚めの良さ。相棒のMadone SL7も持って行っていたので、午前中はせっかくならと松川はMadone SL7、大塚は松川のFuel EX8で諏訪湖を1周サイクリング。午後はMTBの基礎練習を行いました。

諏訪湖1周サイクリングの時に撮った写真。

諏訪湖1周ライドについては別のライドブログを投稿しますので、ぜひそちらもお楽しみに!

MTB基礎練習は、坂道での重心の取り方や全身を使った急制動のしかた等、MTBライドをするうえで無くてはならない技術をおさらい。むやみやたらに走ると大きな怪我や最悪の事態を招いてしまうこともあるので、実際に山で走る前には必ず基礎練習をしておきましょう。

イベント当日

待ちに待ったイベント当日がやってきました。
『MTB SHORT Trail』は朝早いスタート。

会場設営の様子

午前8時半ごろに会場にて受付を済ませ、走行前に準備運動や持ち物の確認をしておきます。すでに会場は各メーカーの方達が準備を着々と進めており、トレイル走行後の期待も高まります。

午前9時にスタート地点集合なので、少し早めにゴンドラで登っておきます。富士見パノラマのゴンドラは、車内にMTBを持ち込んで乗るスタイル。慣れていないと乗車と後者の際焦ってしまうのですが、無事にスタート地点へ到着。乗車中に後ろを振り返るとそこには大自然で構成された絶景が!

乗っているゴンドラから後ろを見渡すと絶景が。

ゴンドラから降りて目に飛び込んできたのは驚きの情報!

【熊の目撃情報がありました。】

な、なにぃ~!?それは恐ろしい、、ライド中に出会っても逃げ切れないし出会わないことを祈るばかり!改めて熊避けベルの必要性を認識しました。

熊目撃情報の看板

出走者全員が集まると、ガイドの皆様の紹介、3つのグループ分けが行われました。

①普段からダウンヒルなどをしている中・上級者
②ダウンヒルはほとんどしていない初・中級者
③MTB自体が初めての方や始めたばかりの初心者

このグループ分け、自己申告制となっており、松川は①のグループへ、大塚は③のグループへ入りました。ちなみに、走行中定期的に止まるため、難易度が高すぎたから下のグループへ、余裕すぎたから上のグループへ行きたい!という場合、ライドの途中での移動も可能です。

ライドスタート

グループ分けも済み、覚悟も決まり、熊避けの祈りを捧げたところでいざスタート!

富士見パノラマダウンヒル初心者向けのコースから入り、ほんの少しだけダウンヒルコースを走ったところでコースを離脱。ショートトレイル専用のコースへ進んでいきます(なんとこのイベントのためだけにコースを作成したようです!)

専用コースに入った途端待ち受けるのはこぶしサイズの石がそこら中に転がる少し広めの道路。すぐにタイヤを取られ気を抜くと転倒しそうな場面も(;'∀')

そこら中にこぶしサイズの石がごろごろ転がっている山道。

ガタガタでバイク操作が難しい路面を走ると、フルサスペンションバイクの良さを体感できます。ハードテイルバイクだとかなりバイク自体がはねてしまい、より操作は難しく、、、それも一つの楽しさですが(笑)

なんやかんやで石ゴロゴロセクションを超えると、そこからはバイク1台しか走れないような山道に。草が生い茂っていたり枯葉や細かい枝がたくさん落ちているので路面状況が全く分かりません。これぞトレイル!というようなコースが広がっており、いきなり倒木が目の間に現れることも!

バイク一台通れるぐらいの狭さのトレイル。右下には倒木がある

走り始めて15分ほどしかたっていないのですが、すでに腕周りの筋肉がパンパンに。斜度もそこそこある上にそこらかしこに障害物が落ちているので、一瞬たりとも力を抜くことができません。

途中途中2分ぐらいの休憩をはさみながら走っていたのですが、後方②、③グループよりも圧倒的な速さで下っており、予定よりも1時間ほど早くゴールしてしまうペースだったそうです。

そんな中現れるはほぼ直角の急な斜度。もはやドロップオフといえるような壁が出現し、15人ほどいた①グループのうち8名がチャレンジ。恐怖に支配された松川はチャレンジできず、、そんな箇所がこちら↓(後々確認して気づいたのですが、写真だとその激しさが本当に分かりにくい、、)

中々にきつい斜度の下り。もはやドロップオフ

スタート地点からひたすら下ることおよそ1時間強。ここで下りが終わりコースは車道へ。エイドステーション(補給所)へ向かいます。

のどかな風景の中を走るMTBライダーたち

残念ながら疲労の強さで松川も大塚もエイドステーションの写真を撮り忘れてしまうという失態を、、

現地周辺で販売されているおやきやパウンドケーキ、パイナップルにブルーベリーやプラム等、それはもう豪華なモノになっており、テンションマックスに。プラム1個丸かじりが一番非日常感を味わうことができ、さらにその酸味が体を癒してくれます。

15分ほどゆっくり休憩を取ったらライド再開!

エイドステーションからゴールまではひたすら上り続けるかなりつらいレイアウト。上りの序盤は山の中を走り後半は車道を走行。山道の登りはかなりハードで、急斜面を登ろうとするとすぐにリアホイールがグリップを失ってしまうほど。

ここでタイヤ紹介!

トレイルからダウンヒルまで心置きなく走れるタイヤ
Bontragar Gunnison RSL XT TLR MTBタイヤ
ふじてんライドや今回のシマノバイカーズで実際に松川が使用していますが、グリップ感も転がりの良さも最高で、MTBライダーにオススメのタイヤです!

MTBライダーにオススメのタイヤ。Gunnison RSL
トレッドパターンの写真。よく食いつきながらも転がりは良い

と、話が脱線したところでライドへ戻りましょう。
15分ほど山道を登るとそこからは車道へ。公道になるので車や歩行者に気を付けつつ、何かあれば後続のライダーへ手信号で伝達。ずっと山道を走っていたためもあって舗装路の走りやすさは抜群!

そんなこんなで上り続け、午前11時手前、ついにゴール。①グループ内で他ライダーの転倒はありましたが、誰も大きな怪我を負うことなく無事に帰還。受付をしたところで帰還報告を行えばトレイルライドが終了。お疲れ様でしたの声掛けとともに野菜ジュースをいただきホッと一息。着替えやら軽い車体の清掃やら済ませ少しだけ会場を回ってみます。

①グループが到着しておよそ1時間後、大塚のいる③グループが到着。こちらも負傷者はいないようで、顔を見るに大塚もしっかりと楽しめた模様。本人の感想はまた後程。

ライドを終えて

シマノバイカーズは自分の予想をはるかに超えた賑わいを見せており、当日の動員数はかなりのものになったそうです。様々なメーカーが出店しており、多くのMTBやグラベルバイクも市場ができるよう。併せてキャンプ関係のメーカーやキッチンカーも多数出店しており、MTBだけでなくアウトドア全般を楽しみきれるようなイベントとなっていました。

レースではないので急ぐ必要もなく、ガイドもついているため安心してライドを楽しめる、MTB初心者から中級者までちょうどいい種目で、改めてオフロードの楽しさ、スリルを実感できました。基本的に毎年開催なので、ぜひ来年参加してみてはいかがでしょうか?

メンバーの感想

三郷店大塚

適度な下りを攻めていく感覚がとても楽しかったです!途中にえげつない角度のドロップオフが数か所ありましたが、無理せずに足ついて乗り越えてもいいので、初心者でも安心して楽しめるコースになっていました!

さいごに

ここまでライドブログを書いてみましたがいかがでしたか?

MTBに興味が出てきた方は是非店頭にお越しください!試乗はもちろんカスタムやパークの紹介などもお任せあれ!

マウテンバイクの選び方など購入ガイドも是非参考にしてください。

 

>>>>次回予告

第5弾!バイクプラスメンバーで行くMTBライド~ふじてん編Ver2.~

是非お楽しみに‼