世界的スーパースター選手がさいたまに集結!! ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2022♪

2022年11月10日by さいたま大宮バイクプラス

皆さんこんにちは!

ロードレース大好きスタッフさいたま大宮店の猪瀬です♪

ツール・ド・フランスを皆さんはご存知ですか?

ツール・ド・フランスは、100年以上の歴史があり毎年7月に開催されるフランス周辺を23日間かけて、パリ・シャンゼリゼ、アルプス、ピレネー山脈など名だたる場所を合計約3300kmも選手達が駆け抜ける世界最高峰のロードレースで、サッカーワールドカップ、オリンピックと並ぶ世界三大スポーツイベントとなっております♪

そんな過酷極まりないツール・ド・フランスを走った有名選手がさいたまに集結しレースをする素晴らしいレースそれが「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」です!

こちらもジャパンカップに続き3年ぶりの開催で、しかもスタッフ猪瀬にとっては地元埼玉県で行われるレースなので行くしかありません!!

今回はその「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2022」の様子を写真たっぷりで紹介いたしますので現地観戦気分で是非ご覧ください♪

 

3年ぶりに開催された「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」前日こんなことが.....

首都圏ネットワークのリポーターと四方マドン

早速レースの様子を.....

と行きたいところですが、皆さんは見られましたか?

実は前日、NHKの「首都圏ネットワーク」という情報番組で「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2022」の特集をするということで、「選手達が乗るロードバイクとは?」ということで大宮店店長四方のマドンSLR DISCが紹介させてもらいました♪

首都圏ネットワークで四方マドンが紹介されている様子

気象リポーターの市村さんやしゅと犬くんもロードバイクの軽さや見た目のカッコ良さにビックリしておられました♪

ロードバイクという素晴らしい機材を紹介していただきありがとうございました!!

 

「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2022」レース前のイベントでテンションMAX!!

ファン、観客達に手を振るヴィンゲゴー選手とクス選手

やはりロードレース、ロードバイク乗りの朝は早い.....

朝8時程に現地の到着し場所取り.....(眠い.....)

やはりこの時間から場所取りをする方が多くゴール付近や選手達が減速し観戦しやすいコーナー付近はもう場所を取られちゃいました....

朝場所取りされている様子

もし現地観戦していい場所で見たいという方は8時前後に行かれることをお勧めします♪

現地は9時半になり道路封鎖が始まりました。普段車がバンバン走っている市街地を封鎖するとなんだか異様な雰囲気でそれだけでも珍しいものを見た感があっていいですね〜♪

市街地、駅前が封鎖された様子

レース前に一般の方が選手達が実際に走るコースを走ることができる体験走行が行われました♪

一般の方の体験走行会の様子

子供から大人まで皆さん楽しそうに走られており、いいな〜と思いながら羨ましがりながら見てました。

さあ〜いよいよ選手達が登場します♪

選手達がコースインした様子

まずは今大会に出場する選手達のオープニングセレモニーとして全選手が紹介されたあとコースを1周パレード走をします。

満遍な笑顔のマンセボ選手

携帯で会場を録画する選手

カブとフィリップセンの写真

観客を見渡すマイヨ・ジョーヌ

普段テレビ画面越しに見ている選手が目の前にくると「意外とデカい!」「細っ!!」とビックリ、歓喜といろんな感情が出てきておかしくなりそうでした♪

 

レース前のもう1つの楽しみチーム・個人タイムトライアル!

TTをするマトリックス

レース前にお披露目も込めて選手達がタイムトライアルをします。

今大会のメインレースに出る有力選手はもちろん、日本の男女若手選手からパラサイクリングの選手まで幅広い種目の選手達がタイムトライアルをします♪

まずはパラサイクリングの選手ですが、皆さん何かしらの障害を持っている中障害を持っているとは思えない速さ、パワフルさが印象的でした。

視覚障害者のタンデムロードバイク

観客の声援に応えるパラサイクリングの選手

このような状況下で走れるというのは相当な意志の強さ、そして何よりも自転車が好きだというのが伝わり、見ていて勇気や感動を覚えました。

皆さん素晴らしい選手達ですが、その中でも一番尊敬し、スタッフ猪瀬も大ファンの選手が.....

 

杉浦 佳子 選手

杉浦選手の写真

杉浦選手は2016年にロードレース中の落車により、高次脳機能障害により右半身のまひと記憶力、判断力の低下を負ってしまった選手。

落車が起こってしまった翌年、パラサイクリングを始めました。

最初は信号が赤でも止まっていいのか、進んでいいのか障害により判断ができない、迷うなどがあったとのこと。

杉浦選手の写真その2

しかし競技に没頭し、努力を積み重ねた結果世界選手権や名だたるレースで好成績を出し、記憶に新しい東京パラリンピックでは、タイムトライアル、ロードレースの2部門で金メダル2冠を達成など素晴らしい成績を納めたスタッフ猪瀬も尊敬してもしきれない素晴らしい選手!

「最年少記録は二度と作れないけど、最年長記録はまだまだ作れますね!」

尊敬する杉浦選手の写真

この名言に勇気をもらった方も多いのでは? 私もその一人でそんな憧れの選手を間近でみられて物凄く嬉しかったです♪

女子全日本王者の樫木選手

その後、今後のロードレースを担うであろう若手有望の選手や今年女子全日本選手権優勝の樫木選手などが出走し会場を盛り上げてくれました♪

そして、いよいよメインレースに出る選手達が出走します♪

ガッツリコーナーを攻めるコフィディスの選手

正直今までいろんなロードレースを観戦、写真撮影してきましたが、はっきり言って皆さん気合いが入っていたのかめちゃくちゃ速かったです!!

そして自分が言える立場ではありませんが、めちゃくちゃライディングフォームが綺麗で無駄のない走り。

体勢低い状態でエアロフォームで走るヴィンゲゴー選手

最近平地巡行を極めている自分にとっては皆さん大変勉強になる走り、フォームで後日富士山一周をした時に真似しちゃいました♪笑

 

いよいよ始まります!!メインレース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2022」開幕です♪

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの様子

テレビで見るよりも圧倒的な威圧感、疾走感!!

さあ!ここから「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」メインレースを紹介いたします♪

序盤から白熱した展開でした!!!

序盤逃げる選手の様子

逃げにスタッフ猪瀬も一押しの大ベテラン フランシスコ・マンセボ選手、全日本チャンピオンで世界でも活躍する新城選手、同期で今季引退の中島選手とめちゃくちゃ豪華なメンバーが逃げる展開!

逃げ集団を追いかけるユンボの選手達

それをツール・ド・フランス総合優勝者ヨナス・ヴィンゲゴー選手率いるユンボ・ヴィスマが集団を牽引し追いかける展開に感無量でした!!

逃げるホセ選手

逃げ集団を追いかけるメイン集団

メイン集団がカーブを曲がる様子

数周豪華メンバーが逃げに乗っては捕まりまた新たな選手達が逃げに乗りこちらも豪華と頭が追いつきませんでした.....笑

ここはフランスか!?まるでツール・ド・フランスを生でみているような豪華さ!!

まるでツール・ド・フランスみたいな光景

ここまでも普段テレビ中継で見ている選手、チームが目の前を駆け抜けるという夢のような状況が続く中、ここはフランスか?と思えるような状況に感無量でした〜♪

集団の鬼のような形相

選手達は日本に来る前にシンガポールでも同じようクリテリウムレースを走ったようで、それもあってか体調万全のベストコンディションでレースを走っていたので物凄い迫力でした!

マイヨ・ジョーヌのヴィンゲゴー選手

マイヨ・ジョーヌが日本を走る様子

まさか日本でツール・ド・フランス総合優勝者の証「マイヨ・ジョーヌ」を見られるとは.....

現地に行かずとも見られる環境の日本は素晴らしいですね〜♪

 ヤスパーフィリップセン選手のエアロフォーム

これが最強スプリンターのフォームか〜。スプリンターってやっぱりデカいな〜!!!

今年も活躍したフィリプセン選手!来年は大幅な飛躍に期待できるので来年はマイヨ・ベール(ツール・ド・フランス最強スプリンターの証)を着てまたさいたまに戻ってきてほしいですね〜!!!

逃げ集団を追いかける選手達

ゲラント・トーマス選手とクリス・フルーム選手の因縁の協調?笑

2018年のツール・ド・フランスでギクシャクした感じを思い出しました♪

ツール・ド・フランスの山岳賞ジャージ

 ツール・ド・フランスではまさかの逆転で山岳賞を逃し、東京オリンピックでは出走前にコロナ感染と不運続きのゲシュケ選手でしたが、今大会では存在感をアピール♪

見事山岳賞をゲットしました!!

しかも、レース前日にこっそりスーパーアリーナで開催されていたGUNS N’ ROSESのジャパンツアーを見に行ったとか!笑

来年はゲシュケ選手にとって良い年でありますように♪

 

終盤!!あの選手とあの選手が協調!? 激熱「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2022」

 レースも終盤に差し掛かり夢のようなひと時だったので、あっと言う間に終盤でした......泣

しかし、そこはさすが「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」!終盤まで目を離せない展開が続きました♪

特にすごかったのが、あの選手とあの選手が逃げて協調......

バルベルデ選手とニバリ選手が協調して逃げている様子

 

アレハンドロ・バルベルデ選手(Movistar Team

ヴィンチェンツォ・ニバリ選手(Astana Qazaqstan Team

アレハンドロ・バルベルデ選手(Movistar Team)

えっ!!!!!!

これはお宝物です!今年で引退の2人ですが、なんと逃げに乗ったのでした!集団も2人をリスペクトし見せ場を作ってくれました♪

 ニバリ選手

それもそのはずで、ニバリ選手はツール、ジロ、ブエルタと全てのグランツールを総合優勝した経験のある「メッシーナのサメ」というニックネームで愛されたイタリアが誇る超超有名選手。

バルベルデ選手

さらにバルベルデ選手は2018年に38歳という年齢で世界王者の証アルカンシェルを獲得、さらに伝統と過酷さを兼ね備える1日のレース「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」優勝4回、ブエルタ総合優勝経験もありスペインのイチロー的存在の超有名選手。

豪華な2人が逃げている様子

そんな2人が一緒に走っているだけで気絶しそうなくらいめちゃくちゃいいものをこの目で見ることができました!

ニバリ選手、バルベルデ選手が共に協調している様子

2人ともスタッフ猪瀬大ファン(何人ファンがいるんだ!と思うかもしれませんがそれだけすごいと言うのだけわかってください〜笑)が引退前に走っている姿をしかも生で見られたのは凄すぎました〜泣

さらにさらにまだまだ続きます!

強力な逃げ集団の様子

なんと最終局面、今年のツール総合優勝者ヨナス・ヴィンゲゴー選手、ツール4度総合優勝経験のあるクリス・フルーム選手、ツール優勝経験あり、イギリスでナイトの称号を持つゲラント・トーマス選手、今年スプリント絶好調最強スプリンターのヤスパー・フィリプセン選手と経歴だけでも凄まじい超豪華な選手達の逃げが決まり、この中から今年の「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2022」の優勝者が決まる形になりました♪

逃げる集団を追いかけるメイン集団

メイン集団も追いかけるも時すでに遅し......

優勝候補が逃げる展開

先頭で逃げ続ける選手の中からヨナス・ヴィンゲゴー選手、ゲラント・トーマス選手、ヤスパー・フィリプセン選手が抜け出し、一瞬ヴィンゲゴー選手が抜け出し後ろの2人の牽制があり決まったかと思いましたが、その中で優勝したのが......

 

ヤスパー・フィリプセン選手(Alpecin-Fenix)

優勝したフィリプセン選手

さすがでした!!!!!

レース後選手達もリラックスしており、観客にハイタッチをしたり、ウィリーをして会場を盛り上げる様子もありました!

観客にハイタッチをするカブ

ウィリーをして場を盛り上げる選手

レースが終わった後、普段ではあり得ない非日常感あふれるレースを見られて感動してしまい今でも選手達の息遣い、風などを思い出します♪

こんな体験をできるのは「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」だけです!!!

 

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム最高!!!!!

観客をスマホで撮るカブと手を振るフィリプセン選手

いかがだったでしょうか?

何度も言いますが、あの超有名イベント「ツール・ド・フランス」を走った選手がここ日本で見られるこんな機会中々味わえないのでロードレース好きの方はもちろんそうでない方は是非見られる機会がありましたら現地で観戦してみてください♪

スタッフ猪瀬はこのツール・ド・フランスを見たことにより自転車が好きになりこの世界に出会えたのである意味ロードレース好き、自転車好きになった原点ですのでハマったらある意味危ないです.....笑

ロードレースのことであれば、世界的レースの他に日本のレースも好きなので是非ロードレースに興味がある、観戦してみたいと言う方は大宮店猪瀬まで聞きに来てみてください♪

熱く語らせていただきます〜笑

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム以外にもジャパンカップやツアーオブジャパンなどのブログも書いておりますので是非こちらも一緒にご覧ください♪

ジャパンカップロードレースの様子

「JAPANCUP IS BACK!!」3年ぶりに開催された世界規模のロードレース「ジャパンカップ」を観戦!【ロードレース編】

ツアーオブジャパンの様子

旅する自転車レース♪ ツアーオブジャパン信州飯田ステージ : レース本番編!!!

今回も長々とご愛読いただき誠にありがとうございました♪

来年もたくさんのロードレースに関するブログを上げる予定ですので是非是非お楽しみに〜♪