NEW eMTB発表!! Bosch Performance Line CX Smart System搭載 4モデル!!
TREK から最新 eMTB、Rail 9.7、Rail 5、Powerfly FS 4、Powerfly 4の4モデル登場!!
NEW モデルの詳細はこちら「eMTB Collection」か下記リンクからそれぞれご確認ください。
- Rail 9.7 Gen 4
- Rail 5 Gen 3
- Powerfly FS 4 Gen 3
- Powerfly 4 Gen 4
また、新型のご予約におすすめの無金利キャンペーン(6月末まで)お開催中です。ぜひご利用ください!
今回のニューモデル、Rail ユーザーとして注目すべき点は、やっぱりBoschの最新ユニット「Bosch Performance Line CX Smart System」を新たに搭載し、(Rail 9.7は)バッテリー容量が750whとなり航続距離が大幅に伸びたこと。
それに、 「eMTBモード」と大好きな「Turboモード」はしっかりと残っていながら、普段の通勤やトレイルライドや林道ツーリング未満のサイクリング時に重宝するアシストモードがさらに追加になったことも、大注目😄
正直申しまして今年は乗り換えるのを控えようと思っていたんですが、体重がそこそこある私としては750Whの安心感を想像するとやっぱり乗り換えずにはいられない...。
...ということで所沢に試乗ができる新型Rail 9.7 が早々に入荷予定です。ちなみにすでにSram Eagle Transmissionも発注してあるのでそちらのカスタマイズも楽しみにしていてください(笑
さてさてそれで本題ですが、少し前の相田によるボッシュさんの国内発表会むけバイクのドリームビルドブログでも詳細にご紹介しましたが、ボッシュの新型ユニットの変更点・セールスポイントついてこちらでも改めてご紹介します。
最新 Bosch Performance Line CX Smart System のここがおすすめ
小型で完成度の高い寸法や重量はそのままに電子機器とソフトウェアを変更したのが全世代との変更点。詳細をご紹介します。
1)LED Remote Controller
私自身もそうですが、ダートではモニターを見ることもアシストモードを変更することもほとんどないという方も多かったためか、ディスプレイがなくてもアシスト動作するように進化しました。
ディスプレイがなくなるだけで、ハンドルステム周りもシンプルになり、トレイルでの転倒時にもディスプレイがどっかに吹っ飛んで行ったりする心配がなくなりました(経験あり)。もちろん別売りのディスプレイを使用することもできます。
また、ライド中に操作したくてもなかなか操作しにくかったこれまでのコントローラー形状ですが、今作の LED Remoteコントローラー は左手親指での操作がかなりしやすくなりました。前作ユーザーとしてはこれは嬉しい変更点です。
しかも、LEDのライティングもなかなかかっこよくデザインされています。
2)Aut Mode
今作で個人的に大注目なのが Aut Mode です。その名前が示すように、アシストを自動的に制御します。
たとえば、現在登山中かどうか、坂の急さ、風の方向、風の強さなどをいくつかのセンサーが検出します。オートモードでは、このデータに基づいて、適切な走行モードとアシストレベルを自動的に設定します。なのでライディングそのものに完全に集中できます。
通常マウンテンバイクでトレイルを走ると、さまざまな地形を乗り越えたりするためにある程度一定のケイデンスを維持して走ることを意識しますが、そうするとどうしてもこまめなシフト操作が求められます。しかも絶妙なタイミングを見計らってのシフト操作が。
それが、この Aut Mode のおかげで、シフト操作が多少遅れてしまったとしても、なんとかなってしまうのです。なかなか素敵です。
Aut Modeは、信号待ち直前で軽いギアにシフトチェンジするのが億劫な舗装路ユーザーにとって最高のモードと言っても過言ではありません。もちろん、シフト操作に不慣れなマウンテンバイク初心者の方にもこの Smart System はピッタリです。
3)Tour+ Mode
急峻なトレイルでの使用ではなく、グラベルや緩やかなトレイルでの使用を想定したモードがツアープラスモード。従来のeMTBモードと同様にライダーの踏力に応じてアシストの強弱が自動的に調整されます。
ただ、eMTBモードよりもアシストの立ち上がりがよりマイルドな為、トレイルライドというイメージより、サイクリングやパスハンティングのようなイメージのフィールドで、より自然なアシスト感を提供してくれます。
滑りやすいシングルトラックの激坂登坂だと、eMTBモードやTurboモードでは後輪がしばしば空転するほどのパワーを発揮していましたが、Tour+モードなら、そんな場面でもスリップしにくいでしょう。
ちなみにトータル7モードありますが、登録できるのは4モードまでです。
4)Power Tube Power Tube 750Wh/625Wh/500Wh バッテリー Smart System用
新型 Trek Rail 9.7 に搭載されているバッテリー容量は、750Wh!! これはやばいです!!
体重があり、燃費が悪い私としてはもうこれだけで買い替え必至です。見てください、750Whバッテリーのこの走行距離を↓
Turboモードでもこんな距離走れるようになりました。Ecoモードで200km近く走れることよりも、TurboやeMTBでこんな距離走れるようになったことの方がポイント高い!
急峻な登坂があるグラベルやトレイルを半日から1日かけて走っていても流石にこれならバッテリー1つでなんとかなりそうです。最高です。
バッテリーはスマートシステム専用となり、前世代との互換性はありません。
5)最新ディスプレイ
スマート システムを搭載したeMTBであっても、なんだかんだでサイクリストの多くは何らかの形でディスプレイを使用したいと考えています。スマートフォンホルダーや Garmin などのGPS機能搭載サイクルコンピューターがよくれていることからもそうなのでしょう。
ボッシュもこれに倣い、Kiox 300 とIntuvia 100(ワイヤレス)を新しい駆動システムに適合させました。ただし、新旧の Intuvia には外観上の共通点はほとんどありません。新しいIntuvia 100 はKiox 300 によく似ていますが、正方形に近い2.5 インチの心地よくフラットな画面になっています。
Intuvia 100 が決定的に違うのはワイヤレスだということです。これ、Powerfly 4 とPowerfly FS 4 に標準でついてきます。ボッシュさんによるとおよそ2年は電池は持つのだとか。
Intuvia 100 は Bluetooth 経由で LED リモートに接続されます。そこからデータを受信し、それをディスプレイ上のそれぞれの表示に変換します。表示項目はあえてシンプルにしてあります。速度や距離など、現在の乗車に関する情報のみが表示されます。
機能的には、ちょうど1990 年代のワイヤレスサイクルコンピューターの復活のように見えます。これにかなりがっかりする人もいるかもしれませんが、このシンプルさがなんと言ってもIntuvia 100の最大の特徴です。
どちらのディスプレイも、さまざまな場所に取り付けができるようになっています。
6)トップチューブに新たなコントロールセンターも搭載可能(Rail 9.7のみ)
Rail 9.7の商品画像をご覧いただくとトップチューブに何やら細長い物体が埋め込まれているのに気がつくと思います。そこにこのようなコントロラーを埋め込むこともできます(別売り・未発売)
オンとオフの切り替えに加えて、希望のライディングモードを設定したり、現在のバッテリー状態を読み取ることができます。また、ワイヤレスのミニリモコン(別売り・未発売)を使えば、さらにハンドル周りがスッキリします。
以上が新型「Bosch Performance Line CX Smart System」についてでした!
オール電化でワイヤレス化を楽しんできた私としてはやはり、System Controller とMini Remote を取り付けたいなぁ...なんて思ったりしております。
eMTBライド系のおすすめ記事
- ニッポンの林道をE-MTBで走る!日光・志津林道~野州原林道
- Eバイクで林道を走る!長野県の高嶺林道&金沢林道編
- Rail5を買ったら楽しかった
- 幾度となく通ったDH系トレイルの登坂にEマウンテンバイクで初挑戦!